投資信託の長期保有のススメ

投資信託の長期保有のススメ

投資信託の長期保有のススメ

何故、長期保有を勧めるのか?

皆さんは投資対象を購入する際に取得銘柄をどの程度の期間、保有したいと考えているでしょうか?

デイトレーダーの様な超短期での保有期間でしょうか。それとも、2〜5年程度の保有期間でしょうか。

大抵の人にとって、かなりの長期間の後に利益を得るよりも、同じ利益であればより短い期間で利益を得たいと考えるのが普通かと思います。ただ、明らかに短期での投資よりも長期間での投資の方が優れている部分があります。

理由その1 短期の方が手数料が多く掛かる

短期売買をしていると、単純に取引手数料が毎回掛かってきます。この費用は長期であれば回避出来る手数料です。短期の場合は証券会社にとっては手数料が多く入る為に有利ですが、投資家にとっては不利以外の何物でもありません。

理由その2 短期売買ではその都度税金の支払いが発生する

これは、取引をした際に利益があると税金を支払いますが、長期の場合だと利益確定が最後に回る為に、それまでに短期の場合に税金として支払っていた分の金額まで複利効果が見込まれる点です。この複利効果のお陰で短期売買よりも最終的に多くの利益を手にする事が出来るのです。

理由その3 長期は心理的負担が少ない

デイトレーダーは1日の中で値動きを予想して取引をします。なかなか気を抜けない心理的影響もありますが、場合により数時間で投資金額の一部が無くなってしまう場合は負担が大きく万人にお勧め出来る方法ではありません。その点、長期の場合は定期的に確認作業をする程度で済み、非常に手軽で心配しすぎる事もないでしょう。

投資信託の保有期間による利益の違い

金融庁より提出された報告書の中に次の様な記載があります。

『分散投資に加えて、投資によるリターンを安定させる上では、長期間に渡って継続的に保有する事が有効であると指摘されている。』
(出典:金融庁)

具体例として、過去30年間の各年において、国内外の株式・債券に分散投資を行い、その後売却をせずに保有し続けたものを例示しておりました。

保有期間が5年の場合

開始時期により、-8%から+14%までバラツキがありました。

※非常に良い時もあれば、元本を割り込む時もありました。

保有期間が20年の場合

全ての期間において+2%から+8%の範囲に収まっていました。

※長期に及ぶと平均化され、マイナスの期間が無くなりました。

長期保有により分かる事

上記より、リーマンショック級の経済状況に陥った年を経験しても、20年という長期での保有を持続すれば、過去のデータを検証する限り保有資産は開始時期を問わず、全ての期間においてプラスでのリターンを得ることが出来る事を証明しています。

(将来に渡ってのリターンを保証するものではないが、マイナスになる事は極めて低くなる検証結果となっています。)

この報告書より今回の積立NISAの適用期間を今までの5年から最長20年に延長させた事がお分かり頂けたと思います。ぜひ、積立NISAを実行する時は短期での値上がりではなく、長期的な視点に立って投資判断をして貰いたいと思います。

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