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株投資について良く知ろう

株で得られるリターン(利益)は3つに分類出来ます。

1.売却益(キャピタル・ゲイン)

キャピタル・ゲインとは英語表記で『capital gain』の事です。capitalは、一般的によく国家の首都の事を言ったりしますが、ここでは資本金や資産という意味で使用されます。

また、もう一方のgainとは、儲け、利得の事を指します。その両方を合わせて、株式や債券などの資産を売買する事によって、資産価値の上昇による売買差額の利益の事をキャピタル・ゲインと呼びます。

株の初心者の方が一番イメージしやすい、『安く買って高く売る』手法の事になります。

2.配当金(インカム・ゲイン)

インカム・ゲインとは、『income gain』の英語表記となります。incomeは(定期的に入る)収入や所得の事で、定期的に入る収益の事を示しています。

具体的には、株主が投資対象企業の業績に応じて権利確定日に配当金を受け取れます。こちらはキャピタル・ゲインに比べて、中長期のスパンで株を取得してインカム・ゲインの収益を確保する方法となります。

3.株主優待

持ち株数に応じて、企業の配布する自社製品や優待券などを受け取る事が出来ます。海外では、リターンの配当金を優先させる傾向がありますが、日本の企業は株主優待を積極的に使って会社のPR活動を行う企業が多くあります。

リスクとリターンについて

リスクとリターンは相関関係にあり、積極的にリターンを目指すとリスクも比較的大きくなります。

株式の仕組み

事業資金を市場で調達する為に企業が発行しているのが株式で、投資家のお金を集めて事業拡大や設備投資に資金を回します。

企業が株式を発行する最大のメリットは、通常の銀行からの借り入れと異なり返済する必要がない点です。

資金を追加で調達する際も担保を設定する必要もなく、株式市場から非常に大きな資金を集める事が出来ます。

いくらから株式投資が始められるのか

株式投資はある程度のお金持ちが取引をするイメージがありますが、大金が無くても始められます。

株の取引は100株単位、1,000株単元としている所が多くあります。例えば1株500円であれば、100株で50,000円から投資の取引を始められます。また、最近は単元未満株等の取引も活発になって来ましたので、少額の資金から投資に参加する方も多くなりました。

どこで株式を購入するのか

通常は株式を売買している市場(証券取引所)で株式を購入します。証券取引所も各地にあり、外国で有名な所ではニューヨーク証券取引所やロンドン証券取引所があります。

国内では東京証券取引所、大阪証券取引所等があります。まず、株式投資を始める方は証券会社で口座を開設して投資家から受けた注文を証券会社へ取り次ぎます。

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