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絶大なる複利効果! 世のお金持ちが実践する方法

絶大なる複利効果!世のお金持ちが実践する方法

世のお金持ちが実践し、成功する理由。それは複利効果に秘密があります。

皆さんは複利効果という言葉を聞いた事がありますでしょうか。ここでは、利益を受ける際に単利と複利に分けた場合の複利効果という事を指します。

単利計算の場合

単利の計算では、例えば年100万円を預けた場合に年間10%の単利では毎年10万円の利益が加算されます。10年後には利益100万円で合計200万円、20年後には利益200万円で合計300万円となります。

複利計算の場合

それに対して複利計算では利益は元本に加算されて計算される為、1年後は利益10万円の合計110万円ですが、2年後は110万円の10%の11万円が利益となり合計121万円となります。

この様な計算を毎年積み重ねていき、10年後には合計259万3742円、20年後には何と672万7500円と、単利と比較して2倍以上の金額の差額が開きます。

もし、この複利計算を30年間続けていると、単利では合計400万円ですが、複利では1,700万円を超える金額を稼ぎ出す事になります。

これは、単利の利益がグラフ上の直線的な数値を意味するのに対して、複利では二次曲線を描き、年月と共に雪だるま式に利益が増幅される為、非常に高い効果を生み出します。

複利効果の分かりやすい例としてよく用いられるのが、産まれた卵を孵化させて生育させれば、新たな卵を産むシステムを作り上げる事が出来る事です。

イソップ物語から学べること

ここに有名なイソップ物語の『ガチョウと黄金の卵』を参考に載せておきます。この寓話は非常に示唆に富んだ内容となっています。

ある貧しい農夫がガチョウの巣の中に黄金に輝く卵を発見しました。不思議に思った農夫でしたが、半信半疑のまま市場に持っていくとその卵は純金である事が分かります。

 

その農夫は心底信じられませんでしたが、翌日もその翌日も新しい純金の卵を毎日、そのガチョウは産み落としました。やがて大金持ちになった農夫は、1日に一つしか産まない黄金の卵を待ち切れずにガチョウの腹の中の卵を一気に手中に収めようと考えました。

 

いざガチョウの腹を開けてみましたが、黄金の卵はもちろん無く、黄金の卵を手に入れる手段も無くしてしまいました。

この寓話は本来、金の卵そのものよりもガチョウを大事に扱うことを教訓としているのですが、新たな資産を産んだ卵は、さらに新たな資産を産み出す原動力にもなります。

もし、この農夫が金の卵を孵化させて新しい雛を育て上げ、多くの黄金の卵を産むガチョウを飼育していたら、想像を超える億万長者になっていたのかも知れません。

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